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猫と人の幸せをつなぐハートフルコミュニティ"ミャウミャウ"

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猫にも帰巣本能がある!?奇跡の帰宅を果たした猫のエピソード!

犬の場合、遠く離れた場所からでも帰巣本能(きそうほんのう)で帰ってこられるという話を聞きますが、猫の場合ではどうなのでしょう?調べによると猫にも帰巣本能があることが分かっており、数々のエピソードもあるようです。脱走した猫でも帰巣本能で帰ってくる場合も!?

帰巣本能(きそうほんのう)とは。

猫 帰巣本能

http://www.catbehaviorassociates.com/

 

帰巣本能とは、動物が遠く離れた場所から家や巣など自分の住んでいる場所に帰ってくる能力のことで、犬が見知らぬ遠くの土地から自分の家まで帰ってきたという話を聞いたことがあると思います。帰巣本能は動物の他に鳥や魚にもあり、鳥の場合は世界を飛び回っても元の場所に帰ってきますし、シャケなどの魚も海から元の川へ帰って産卵をすることで知られています。

 

猫の帰巣本能のエピソード。

猫 帰巣本能

http://www.aif.ru/

2012年のロシアでのエピソードです。ノヴォシビルスクという街に住む21歳のセミョンさんは実家の家族に会うため、700キロ離れたオムスクという街へ向かいます。東京からの距離でいうと、東京~青森県、東京~岡山県が約700キロと考えられます。車で行きますし、せっかくなのでセミョンさんは7年間共に暮らしている飼い猫のジョゼフも連れて行きました。しかし、そんな離れた街オムスクで大事件が発生してしまいます!!何と父が飼っていたペットに驚き、ジョゼフが外へ逃げ出してしまいました!

大切な猫ジョゼフの失踪

セミョンさんは、友人らに手伝ってもらい1週間かけてあちこち探し回りました。迷い猫のポスターを貼ったりもしましたが、努力もむなしくジョゼフを見つけることができませんでした。そしてセミョンさんは、大切な猫を見つけることが出来ないまま泣く泣くノヴォシビルスクへ帰宅しました。「ジョゼフは事故に遭ったのかもしれない…」そう思った彼は、ジョセフを連れ出した自分を酷く責めたといいます。ジョゼフと7年間一緒だった彼は、新しくペットを飼う気にもなれません。心の中ではジョセフがいつか帰って来ることを信じ、願って止みませんでした。

奇跡の発見!

猫 帰巣本能

http://catomania.ru/

そして4ヶ月半も過ぎたころ、祖母から「ジョゼフが帰ってきた!」との連絡を受けたのです!ノヴォシビルスクにごく近いコチェネヴォという村にある、セミョンさんの家族が持つ別荘に居るというのです!!しかし、半信半疑のままセミョンさんが別荘に駆けつけると、そこには痩せて汚れた黒猫がいました。名前を呼んでも反応しません…しかし、なんと言うことでしょう!猫のお腹と首にはジョゼフと同じ独特の白い斑点があったのです!

帰巣本能で700キロを移動した!?

なんと!豪雪が吹き荒れるロシアで、それもシベリアの森700キロという険しい道のりをジョゼフは奇跡的にも帰ってくることができたのです!ジョゼフは以前、家族とともに夏の休暇をこの別荘で過ごしたことがありました。それで別荘までの道を覚えていたようなのです。そしてセミョンさんはジョゼフをバスタブできれいに洗った後、ノヴォシビルスクへ連れて帰りました。自宅に着いて床に下ろすと、ジョゼフは一目散にある物めがけて走っていったのです。それはジョゼフがいつもご飯を食べていたボウル。そして、ジョゼフが大好きだったキャットフードの臭いを嗅ぎつけると、ジョゼフはセミョンさんの足に体を擦りつけてきました。

 

セミョンさんはこう語ります。

「子供の頃、『猫は一度通った道は一生忘れない』と母から聞いたことがあります。オムスクへ車を走らせている時、ジョゼフは窓からじっと外を見ていました。まるでこの道を4本の足で歩いて帰らなきゃならないのを知っていたかのようにね。もうどこへもひとりで行かせたりはしません」

 

猫の帰巣本能は、嗅覚や方向感覚だけ?

猫 帰巣本能

http://cutecats.candra.info/

猫の驚くべき帰巣本能は、単に嗅覚や方向感覚だけでは説明がつきません。何か特別な能力を使っているのは確かなようで、この能力は「自立航法」であると考えられています。自立航法とは、地図や方位磁石などの道具を使わずに、正しい方向や目的地に移動することができる自然のナビゲーション・システムのことです。

特別な能力として考えられているものは?

猫 帰巣本能

http://www.sheknows.com/

1.体内時計

同じ場所で生活をしていると、動物の体には体内時計という時間感覚が生まれます。知らない場所にいても、その場所の太陽の位置と体内時計で記憶している太陽の位置との違いを感知し、そのズレをなくすように移動して、自分の家の方向へ進むことができるのです。

2.磁気感知

コンパスのような機能を持つ器官が動物の体内にあり、「方位」を認知することができます。

3.感覚地図

視覚・聴覚・嗅覚などの感覚器官より得られる情報から、頭の中に「ある種の地図のようなもの」を作り上げているのです。

4.方向細胞

「方向細胞」という脳細胞の働きで自分の目的地の方向を察知し、その方向へ移動します。方向細胞は1990年にラットの脳内で発見されたもので、「1つの細胞が1つの目標を記憶し、頭がその目標の方向に向いた時だけ活性化する」というものです。さらに方向細胞は、暗闇など視覚情報が無い状況でも目標の方向に頭が向いた時に反応すると考えられています。このように、自然ナビゲーション・システムは、1つではなく複数の方法によって構築されているようです。

 

全ての猫が自立航法を十分に使えるわけではない。

猫 帰巣本能

httpsquiby.net

人間でも方向感覚に優れた人と方向音痴な人がいるように、猫も上記の能力には大きな個体差が存在します。家に帰り着いた猫が賞賛される陰で、帰り着けずにいる猫が多数いることを忘れてはいけません。飼い主は、猫の帰巣本能に過度に期待せず、猫を迷子にさせない、迷子になっても保護された後に連絡がくるように手を打たなくてはなりません。

 

「迷子になってから後悔しても間に合いません」

 

常に心のどこかにこの言葉を響かせておきましょう。

 

 

猫を迷子にさせないために!

猫 帰巣本能

http://keywordsuggest.org/

完全室内飼育にしましょう。

外出しなければ迷子になることは、まずありませんよね。しかしながら好奇心旺盛な猫ちゃん、窓や玄関等からの脱走防止策も重要です!

常に新しい写真を。

迷い猫の情報発信に、写真があるのとないのとでは大違いとなります。保護してくれた方との確認にも写真が重要になってきます。「自分の猫である」という証明になりますので、日頃から猫の写真を撮っておきましょう!

首輪にネームプレート、マイクロチップ等。

首輪は目立つ色、ネームプレートには必ず連絡先を書いておきましょう。一番確実なのはマイクロチップです。外れることはまずないですし、日本中のどこで保護されても、その猫が誰なのか個体確認ができます!

テリトリーと行動パターンを知っておきましょう!

外出が自由の猫の場合ですと、その猫のテリトリーの範囲と普段の猫の行動パターンを、ある程度知っておくことが大切です。行動範囲やよく行く場所を知らないと、見当適いの場所を捜すことになりかねません。

 

猫の帰巣本能のまとめ。

猫 帰巣本能

https://www.dpreview.com/

猫の帰巣本能について色々と調べましたが、上に書いたロシアの猫の話の他にも、アメリカはフロリダ州で、なんと13年前に迷子になった猫が、突如お家の玄関の前に表れたりといったお話もありました。もし万が一でも、猫が迷子になって帰ってこなかったら…人間は自分を責めて辛い思いをします。しかし、猫はもっともっと辛いでしょう。飼い猫で家族に囲まれていたのが、いきなり一匹になって周りは敵だらけ。落ち着いて眠れる場所も無ければ、ご飯だって食べられません。綺麗な水も暖かい部屋も毛布も無いのです。そんな思いをさせないように、私たちは常日頃から猫の様々な事に注意しておく必要があります!