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猫と人の幸せをつなぐハートフルコミュニティ"ミャウミャウ"

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ペットor妖怪?江戸時代の猫文化、江戸の猫ブームの歴史に迫る!

猫が人間と暮らすようになったのは約5,000年前の古代エジプトが発祥という説が有力とされていますが、日本では江戸時代あたりからペットとして猫を可愛がったり妖怪の噂として絵画に登場しています。猫と人間が親密に関わり始めた江戸時代の歴史とペット文化に迫る!

日本における猫の文化は中国からもたらされた?!

猫江戸時代ペット3

https://blogs.yahoo.co.jp

もともと日本には猫という動物は存在していませんでした。

 

538年頃。日本は中国との貿易が盛んになり、向こうから様々な品物が送られてきたようですが、その際に船に積んでいる品物をネズミ達に荒らされない為に猫を船に乗せて日本へ赴いたという歴史があります。

 

そこから徐々に日本でも「鼠狩りの益獣」として猫が輸入され、遂には889年に宇多天皇が中国の王朝から黒猫をもらって飼っていたという記述があり、おそらく初めて猫を飼った天皇と言われています。

 

日本の猫文化の発端は中国からのプレゼントだったとは意外ですね!!

江戸時代にはペットとして庶民のスターに!

猫江戸時代ペット4

https://cinema.ne.jp

日本に伝来してから長年の時代の中で、猫は単なるネズミ取りとしてだけでなく愛玩動物として多くの日本人を癒してきました。それまでは貴族などの上流階級の人達のみが飼う特別なものだったのですが、江戸時代になると一般庶民の間でも猫の飼育が普及していきます。

養蚕業界の神的存在、それが猫!

猫江戸時代ペット5

https://matome.naver.jp

江戸時代には養蚕業が産業として大きく飛躍しました。養蚕業とは蚕(かいこ)を使って糸を生産する工場の事で、まさに蚕バブルでウハウハでした。

 

しかし、困ったことに蚕はネズミの捕食対象であり、それが原因で経営が悪化して倒産してしまう工場も出てしまったほどです。

 

そんな窮地を救ってくれたのが猫でした!猫の導入によってネズミの問題は無くなり、その後の養蚕業の業績を支え続けたのです。そう、まさに猫は養蚕業界の神的存在だったのです!実際に当時の養蚕業から信仰も生まれ、各地で『猫神様』として奉られていたようです。

 

こぼれ話としては、その養蚕業から庶民の生活まで拡散された猫ブームに便乗して、ネズミ除けのお守り効果を謳う「猫の画」というものが出回っていたと言います。アメリカのゴールドラッシュの時代に金を掘らずに金を掘る道具を売ってぼろ儲けしたという逸話に似たような話が江戸時代にもあったわけです!

 

猫江戸時代ペット

http://rokujigen.blogspot.jp

 

 

江戸時代に出回った猫絵の中の1つ。

猫の上に書かれた文字がいかにもな感じ(笑)

これは確かに効果がありそうですね!

 

 

招き猫の誕生も江戸時代から!

養蚕業の勃興の立役者の猫は実際のネズミ取りとしてだけでなく、絵画や木像などを用いて神の象徴として崇められてきました。養蚕業が衰退してからは「商売繁盛の縁起物」のお守りとして一般層に知れ渡りました。その縁起物こそ皆さんご存じの招き猫です。可愛い+縁起物として招き猫は大きな人気を獲得し、現代の日本までその歴史が続いているという訳です。

 

猫江戸時代ペット1

http://edo-g.com

 

嬉しそうな表情で招き猫を購入している女性。

ざるに入ってる招き猫が可愛いですね。

 

 

江戸時代のペットブームを猫が席巻!?

猫江戸時代ペット6

https://twicopy.org

現代のペット文化の中で安定した人気を持っている犬ですが、江戸時代ではどうだったのでしょうか?実は、江戸時代の犬はペットとしてよりも猟犬・番犬として飼われていたようです。更に将軍家や大名家などの特定の人間のみが飼っていたので、猫ほどの飼育数ではなかったようです。

 

理由としては、やはり猫は可愛いだけでなくネズミを捕ってくれるという実用性が庶民のニーズにぴったりはまったというのが大きいでしょう。江戸時代には冷蔵庫なんて勿論ありませんから、家庭の食料や備蓄品をネズミに荒らされるのは大問題だったのです。

 

ここまで来ると既に猫は庶民の生活にとって欠かせない存在として可愛がられていた事がわかりますね。

 

猫の他、江戸時代は鳥を飼うのが流行していて「鳥屋」という職業の人から買っていたようで現代のペットショップの“はしり”だったようです。

 

ペットだけでなく妖怪などの逸話にも登場?

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https://jp.pinterest.com

江戸時代の生活に完全に根付いた猫は、絵画や縁起物など様々な形で人々を魅了していきました。詩人や歌人の作品の中にも猫が登場する事もあり、江戸にまつわる都市伝説の一つに「猫又」という妖力のもった猫の逸話も生まれるようになりました。

 

猫又とは、年老いた猫がなると言われている妖怪の事で。長生きすると人間の言葉を話したり、尻尾が二股になるという沢山の逸話があります。

 

因みに化け猫と猫又は違うようですが、妖怪という意味ではどちらも同じなようです。

 

江戸時代の猫のペット事情。まとめ

猫江戸時代ペット8

https://ja.wikipedia.org

江戸時代の生活環境が猫という存在を必要とし、文明の発展に一役買っていたなんて意外でした。

こうして見ると、猫の歴史にも様々なドラマがある事がわかりましたし、猫が今日まで愛され続けている理由がわかったような気がしますね。これからも様々な時代の流れの中で猫との付き合い方や文化が変化していくと思いますが、それでも変わらず世界中でこれからも猫が愛され続けるのは間違いないでしょう!!