TOPへ

猫と人の幸せをつなぐハートフルコミュニティ"ミャウミャウ"

Meow Meowについて
なぜロシアは猫を愛しているのか?猫とロシア人の深いつながり。

http://kotikinyashki.ru/

なぜロシアは猫を愛しているのか?猫とロシア人の深いつながり。

意外に思われる方も多いかも知れませんが、実はロシアでは猫を大切にしている人がとても多い国であり、猫はロシアを救ったといわれているほどの英雄だといいます。今回は猫と共に歩んできた知られざる猫とロシア人の深いつながりをご紹介したいと思います。

猫と歴史を共にしてきたエルミタージュ美術館

世界遺産にも包括登録をされているサンクトペテルブルクで有名なエルミタージュ美術館の地下には、50匹ほどの猫が暮らしているのですが、何と猫と美術館の関係は1764年前にまでさかのぼるといわれています。エルミタージュ美術館は元々ロシア皇帝の宮殿であり、エカチェリーナ2世が美術品を集め始めたのがきっかけで、その数は実に300万点もあるのだそうです。しかし、美術品の収集を楽しむ一方で、エカチェリーナ2世は美術品を荒らすネズミに悩まされることになります。その深刻な悩みについてエカチェリーナ2世は友人に手紙で「美術品を楽しんでいるのは私とネズミだけ」と書いていたほどです。そこで登場したのが、ネズミ駆除の天才である猫!エカチェリーナ2世は猫に「絵画護衛官」という任務まで与えて美術品を守らせたのだそうです。それ以来エルミタージュ美術館と猫の関係は長きに渡り、現在まで受け継がれているといいます。

なぜロシアは猫を愛しているのか?猫とロシア人の深いつながり。

https://www.onetwotrip.com/ru/blog/

 

ロシアの国民を救ったのは猫!?

1941年の第2次世界大戦は、まさにロシアにとって悪夢の時代だといわれており、当時のレニングラード(現在:サンクトペテルブルク)は3年もの間ナチス・ドイツに包囲されてしまい、食料などの物資が完全に絶たれてしまいました。その影響により次々と餓死者が続出し、何と100万人以上の人が亡くなったといわれています。そんな過酷な状況下では、当然ながら猫も人間の捕食対象となってしまい、ついには猫が1匹もいなくなってしまいました。そうなると、逆に増え続けるのがネズミです。猫に捕食されることも無くなり、死体は食べ放題ともなると当然大量発生してしまいます。事態はさらに追い打ちをかけるように悪化し、ネズミによって伝染病が蔓延した街は壊滅状態へと陥っていきます。

なぜロシアは猫を愛しているのか?猫とロシア人の深いつながり。1

https://novostipmr.com/ru

5000匹の猫たち

やがて命の道といわれる氷上列車が作られたことにより、物資を調達することが可能となりました。人々は食料と共に約5000匹の猫を連れて帰ることに成功!すると猫たちは、次々と伝染病の原因であるネズミを駆除し、街の平和を取り戻しました。まさにレニングラード(現在:サンクトペテルブルク)にとって猫は命の恩人とも呼べる特別な存在となっていったのです。

なぜロシアは猫を愛しているのか?猫とロシア人の深いつながり。2

http://fit4brain.com

 

サンクトペテルブルクには猫のオブジェがたくさん!

なぜロシアは猫を愛しているのか?猫とロシア人の深いつながり。3

http://peterburg.center/

そんな悲しい歴史背景があることから、サンクトペテルブルクには猫のオブジェや銅像などがたくさん見られます。特にネフスキー通り沿いにあるマーラヤ・サドーバヤ通りには、壁の高い位置にエリセイという名前の猫のオブジェがあり、コインを投げて見事乗せられることが出来れば夢が叶うといわれており、受験を控えた学生などにとても人気なのだとか。また、サンクトペテルブルク大学内にある猫の銅像にはロシア国民がどれほど猫を大切にしているのかが分かる文字が刻まれており、猫が平和でいることは世界が平和でいる証であると記されています。現在、猫は自由と平和の象徴としてロシアの人々から愛されているということが分かる文章です。

 

 

ロシア人が猫好きな理由には奥が深かった

なぜロシアは猫を愛しているのか?猫とロシア人の深いつながり。4

http://www.livejournal.com/

ロシア人に対する日本人のイメージには冷たく恐いイメージがあり、時にネットで「恐ロシア」と称されるほどですが、今回ご紹介した記事でロシア人に対するイメージを払拭するほど猫愛に満ちた国だということが分かりました。日本でも猫ブームということで猫好きが増えてきましたが、まだまだ猫に対してネガティブなイメージであったり差別的な考えを持つ人が多いのも事実です。また、先進国でありながらペットに関しては後進国であり、特に猫に関しては意識レベルがとても低いです。殺処分であったり虐待、野良猫などの問題を少しでも早く解決するには、日本国民が生き物に対する意識レベルを高めていく必要があると思います。一人で大きなことをするのはとても難しいですが、一人一人が身近なところから解決する努力をすれば、人も動物も理不尽から開放される日が近くなるかも知れません。